ところで今、文庫本でしおりのひもがついているのは新潮文庫だけなんです。知っていましたか？もう今ではそんな面倒なことは、コストの関係でできなくなったんです。でも「なにがあろうと、文庫のひもだけはなくすな」という新潮社の先代社長の遺言があり、加藤製本も採算抜きでほとんど

出版社別の栞有無一覧：

●：栞有（スピン（紐））
○：栞有（紙）
×：栞なし

●新潮文庫
○講談社文庫
○文春文庫(文藝春秋)
○集英社文庫
○角川文庫
○小学館文庫
×光文社文庫
×幻冬舎文庫
×双葉文庫
×太田出版
×宝島社文庫
×竹書房文庫

紐の事と一緒に新潮文庫がギザギザしてるのはミスでない事を知って欲しいです…不良品だって返品に来る方がいて悲しいのです…(本屋店員より)

あのギザギザがいいのにね～(通りすがり失礼しました)。

しおりのヒモが最初に挟まっていたページの紙の凹みが何故かいとおしい···

本好きには伝わると思います

通りすがり

私はしおりよりひもが好きなのです。そうですか、意地と聞いて大事にします。

BOOKOFF許すまじ

BOOKOFFさんだと、仕入れの時に端っこを高速のヤスリがけをして日焼けした部分を削ぎ落とす作業が入ります
下側と横はそれでも良いけど、上側をそれにかけられると、栞の紐が無惨にちぎれて、紐だけが本に残る悲しい状態の事を一行で記載したのかな？

と思いました。
横から失礼しました。

しおりは読む度につけはずししなきゃならない上、読んでる間に椅子の下とか何処かへ行っちゃうことも…。
スピンは便利ですよね。
新潮文庫は値段も最安。
ただカバーが極薄ですぐぼろぼろになっちゃうのが欠点ですが…。

カバーをもう少しなんとかして欲しいのは同感です。

20年以上前のことですが、製本の仕上げにヒモのしおりを超速ですべて同じページに挟み込んでいる職人さんをテレビ（プラスワン）で見ました。今はもう失われた技術なのかなあ。

天アンカットって言う製本方法ですね。並製でスピン付けるのって面倒なんですよね。

しおり!分かります！すごーく貴重なものです！
しおりに紐が無い物には、自分で穴を開けてリボンを取り付けて使っています(笑)
新潮社さん、とても有難い心遣いですね。